LG G Watchを買って3日が経ちました。




LG G Watchを

先日購入してしまいました!


LG G Watch とは?

LG G Watchとは、先日のGoogle I/O(グーグルの製品発表会)で発表された、

Googleが開発した、スマートウォッチ専用のOS「Android Wear」を初搭載した製品です!

日本ではGoogle Playから直接購入は出来ますが、家電量販店などには置いてない…。

そんな製品を、衝動のあまり購入、到着から3日ほど経ったので軽くレビューしたいと思います。

 


何が出来るの?

何も出来ません。

ただし、素のままでは。

 

標準搭載されている機能としては、

  • 時計の表示(文字盤が何種類からか選べる)
  • Google nowのカードの表示
  • スマホに来た通知を表示(その際バイブで知らせてくれる)
  • アラームを設定出来る(スマホでは鳴らずにWatchのみバイブ)
  • ストップウォッチ機能
  • メモの入力・閲覧
  • 予定の表示
  • コンパス
  • 歩数計
  • メール・SMSの送信
  • ナビの表示(かなり簡易的)

並べてみると多く感じますけど、まぁ何も出来ません。

特にオレンジ色の機能は、ほとんど使い物にはなりません。


Android Wearにはキーボードが無く、文字入力はすべて音声認識でまかなうのですが……


例えば、田中さんにメールを送る場合、

「太郎にメール送信、今から帰るよ」

と言った具合に音声認識させれば、ちゃんと送ってくれるのですが……


なかなか、きちんと音声認識してくれません。

私の滑舌が悪いのか、周りの雑踏がうるさいのか。

それにメールの内容を周りに聞こえてしまうのも少し痛手です。

太文字の機能はまぁまぁ使えます。




まず時計表示、これは腕時計としては当たり前の機能ですが、今まではスマホをポケットから取り出して、画面を点灯させて時間確認をしていたのですが、その必要が無くなりました。


さらに、ハイテクっぽいというか、カッコつけられるといいましょうか。

常時は低輝度モノクロ画面で時刻を表示しているのですが、普通の腕時計を見るように腕を傾けると……G Watchが起動します!

画面をタップすることでもG Watchは起動します。

そしてG Watchを低輝度に戻すには、G Watchを覆うようにして手のひらでタッチするんですが……


これまたハイテクっぽい!


G Watchが起動すると、高輝度の画面に「時計画面」と「通知カード」が表示されます。


この「通知カード」で、スマホに来た通知を見ることが出来るため、いちいちスマホの画面をつけなければいけなかった作業が、

これからは腕をクイと曲げるだけで済むんです。

 


そしてAndroid Wear 最大の機能が「Android now」の表示。

これは通知カードと同じように表示されます。

 


Android nowとは、簡単に説明すると、

 

今いる場所や住んでる場所の天気や、

行きたいであろう場所への経路検索、

知りたいであろうスポーツの結果、株価の変動、

泊まるであろうホテルまでの経路やチェックインの時間まで!

所有者が今知りたいであろう情報を、先読みして表示してくれる!


と言うものです。

実際にホテルまでの道のりや、用事のある場所の天気やそこまでの経路を表示してくれました。

 

これは実際、Googleに個人情報を監視されている感はあります。

ホテルなんかはGmailの受信内容を読み取って表示しているんですし。

そこが嫌な人もいるでしょうし、「便利ならええやろ!ワイの個人情報にそこまで価値はないで!」と割り切れる人でないと、正直恐ろしい機能です。

 

 

でもその恐ろしいAndroid nowが手元ですぐに見られる、と言うのが

 

Android Wearを搭載したG Watchの最大の強みなわけです。


使ってみて便利だったこと

上記で何も出来ないとディスりましたが、あくまで素のままで使用した場合です。

 

Android Wearはスマホと同じく、(対応している)アプリを入れることが出来ます。

色々入れて試してみたのですが、

  • 予め設定した駅から、どんな電車が何分後に発車するかが分かる
  • 簡単な家計簿が付けられる
  • 音声認識でツイート出来る
  • スマホの着信音を鳴らすことが出来る
  • 設定した感覚でバイブを鳴らし、眠気を防止出来る。
  • 録音出来る
  • QRコードの表示
  • ゲーム
  • 電卓

……などなど。他にも色んなアプリを入れることで色んな機能を追加出来ます。


 

そして気になる電池持ちですが、1日使って残りが50%~30%ほど。

公式では36時間の電池持ちということなので、充電無しでの2日間の使用はギリギリかと。

 


使ってみて不便だったこと


スマホと同じく、日光が強い場所では画面が見づらいです。

特に、低輝度モノクロ画面では何も見えません。


起動させた状態ならばなんとか見ることが出来ます。

ココらへんは液晶画面端末の定めですね……


視認性は本物の腕時計には敵いません。

そして盲点だったのが、キャリーバッグとの相性が最悪なことでした。


G Watchは左手に、キャリーバッグも左手で引っ張っている状態だと、

通知や時間を見ようとしても、見える位置までG Watchを持ってこれないのです。


右手でキャリーバッグを持てば、通知や時間を見ることは出来ますが、

タッチしての操作が出来なくなってしまいます。


また、標準機能の1つである歩数計が機能しなくなってしまうんです。

キャリーケースを持っていた日だけ、やたらに歩数が少なくカウントされていました。


LG G Watchは買いか?

正直言って、オススメはしません

Android Wear自体、Apple Watchの後追いにならないために、少し機能を限定してリリースした感じになっています。

今後、音声通話などの機能が増えていくらしいのですが、G Watchが対応するかはまだ分かりません。


でも、購入を後悔はしていません。

これからも色々試して使っていきたいなと思っています。





LG G Watchはこんな人にオススメ!

  • スマホに通知が多く、確認することで電池がすぐに減ってしまう
  • 通知を見逃したくない
  • ファントムバイブレーションに悩んでいる
  • カッコつけたい
  • 腕時計をつける習慣が今まで無かった
  • キャリーバッグを持っていない